アリューシャン

SDGs

アリューシャンは、アラスカ半島とアリューシャン列島からなる地域の総称。

アラスカ半島は、アラスカ本土から南西に約800キロメートルのび、アラスカ諸島で終わる米国の半島である。

アラスカ半島全体にわたるアレウチア山脈は、活発な火山山脈。Katmai National Park and Preserve、Aniakchak National Monument and Preserve、Becharof National Wildlife Refuge、Alaska Paninsula National Wildlife Refuge、およびIzembek National Wildlife Refugeなどの自然保護区がある。

アラスカ半島は、人の手が入っていない自然が豊かなことで有名。ヒグマ、サケ、ラッコ、クジラ、ホッキョクジリス、ビーバー、ライチョウなど多数の生物が生息している。世界最多のヒグマが生息しており、その数は2,000頭以上とも言われる。カトマイ国立公園のブルックス滝が有名で、遡上してくるサケを、並んでクマがかりをする姿がよくテレビや写真にとられている。

Aleutian列島は、14の大きな火山島と55の小さな島で構成されている。1867年以前はCatherine Archipelagoとして知られていた。Aleutian列島の大半は米国のアラスカ州に属し、一部はロシアのKamchatka Kraiに属する。

アラスカ半島からロシアのカムチャッカ半島に向かって西方に約1,900km伸びている。Aleutian列島は、第二次世界大戦の際に日本軍も進軍している。

Aleutianには海鳥の大きなコロニーがあり、ほぼすべての地域は、Alaska海洋ワイルドライフリヒュージとして保護されている。

クラーク山
海の向こうにアリューシャン半島